【4つのボディータイプ】副腎タイプ

      2018/06/12

副腎タイプの特徴

以下に挙げたサインや症状がある場合は、副腎タイプである可能性があります。

顔、首、お腹に脂肪が集中して蓄積される

副腎タイプはストレス過剰のために、ストレスホルモンの一種であるコルチゾールの出すぎになっています。太り方の特徴は、顔が丸くなり、二重あごで、胴回りが太くなります。コルチゾールの量が病的に高くなると(クッシング症候群と呼ぶ)、背中の上のほう(首の付け根付近)に脂肪のこぶのようなものが出来たり、下腹部に赤い線が出たりすることもあります。

下半身はそれほど太らない

下半身は比較的普通もしくは細いくらいなのも特徴の一つです。ただ、長時間座っていたりすると、足がむくむことがあります。

寝つきが悪く、夜中に何度も目が覚める

睡眠の質が悪く、夜中に一度起きてしまうと、何時間も寝れないこともしばしば。

ニキビがよくできる

肌の調子はいつもイマイチ。あごのラインにニキビや吹き出物がよく出る。

コレステロールや血圧が高い

血液検査では高脂血症気味であることが多く、心臓病のリスクが高い。

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副腎とは

副腎は腎臓の上に位置する、餃子ほどの大きさの小さな臓器です。

副腎はストレス対応において極めて重要な働きをしています。ストレスホルモンとして有名なアドレナリンやコルチゾールなどは副腎で作られています。

副腎タイプはストレスホルモン(コルチゾール)が出すぎている!

副腎タイプの決定的な特徴は、コルチゾールという副腎から出るストレスホルモンの出すぎです。

コルチゾールの役割

脳の下垂体から出るACTHというホルモンの刺激に副腎が反応してコルチゾールを分泌します。正常に分泌されている場合、コルチゾールは以下のような働きがあります。

  1. 朝目が覚めて、日中眠たくならないようにします。
  2. 代謝の維持、脂肪燃焼
  3. 血糖値の安定
  4. 炎症の抑制
  5. 血圧の安定
  6. 学習、記憶のプロセスのサポート
  7. 危険な状態からの回避
  8. 胎児の成長

コルチゾールが出すぎることの弊害

コルチゾールは私たちにとって必要不可欠なホルモンですが、過剰に出るようになると問題になります。

コルチゾールは薬(いわゆるステロイド剤のことです)としても、様々な病気の治療に使われていますが、多くの方がご存知のように副作用の多い薬です。使いすぎれば顔が腫れあがったように真ん丸になり、お腹が出て、血糖値が上がり、ニキビができやすくなるなどいろいろあります。薬でステロイドを服用していなくても、自身の体で作るコルチゾールが出すぎていれば、度合いに違いがあっても、基本的には同じ現象が起きるのです。

ストレスホルモンであるコルチゾールが出すぎということは、脳が過剰なストレスを感じている状態です。コルチゾールは脳に栄養(ブドウ糖)を送り続けるために、食事から取り入れたたんぱく質、またはタンパク質で出来た組織(筋肉、肌、爪、髪の毛など)を分解し、ブドウ糖(脳の燃料)に変えることを促します。

長期的にコルチゾールが出すぎの状態が続けば、筋肉がやせ衰え、足や腕は弱くなります。おしりの筋肉も落ちますので、張りのない垂れ下がったおしりになります。筋肉だけではありません、肌、関節などもたんぱく質でできていますから、それらもすべて弱くなり、肌のたるみ、関節が弱くなるなど、コルチゾールの出すぎの悪影響は計り知れません。

二の腕が振袖のようになったり、顔の肌のたるみからほうれい線が濃くなったり、あごの肉のたるみ、太るときにできる肉割れや、妊娠中にできる妊娠線までもが、コルチゾールの出すぎと関わりがあります。

ストレス太りの理由

脂肪を燃焼するのは、余分な糖質が血中に無い時のみです。少しでも余分な糖質があるときは、いかなる場合も体は糖質を優先でエネルギーとしつかいますから、痩せるためには余分な糖を血液から排除しなくてはいけません。しかし、コルチゾールの影響で、四六時中たんぱく質がブドウ糖(糖質)に変換されていると、常に血糖値が高めになり、脂肪燃焼が起きにくくなってしまうのです。これが「ストレス太り」の科学的根拠なのです。しかも、脳が危険を感じているため、生命維持に不可欠な臓器(脳、甲状腺、副腎、肝臓、すい臓、腎臓など)がある顔、首、腹部に、常にエネルギー供給ができるように、それらの周りに脂肪を蓄積するようになるのです。

不眠症の原因はコルチゾールの出すぎ

ストレスの影響で、コルチゾールが出すぎていると、尿からカリウム、マグネシウム、カルシウム、ナトリウムなどのミネラルを失います。これらのミネラルはリラックスするために必要不可欠な栄養素です。不足してしまうと首が硬くなったり、目の裏が痛くなるような頭痛が起きやすくなります。また、ぐっすりと眠ることが出来なくなってしまいます。夜中の2時ごろになっても寝れずに、いろんな考え事をしてしまうのは、これらのミネラル不足が最大の原因です。

コルチゾールの分泌は太陽の動きと連動しているはずなのですが、副腎タイプの人は体内時計がずれてしまっているため、日中活発に動くために必要なコルチゾールが夜に出て、睡眠を促すメラトニンの分泌を抑えてしまうので、さらに眠れなくなってしまいます。

 

 

脂肪燃焼を促すホルモン(特に成長ホルモン)は夜ぐっすりと寝ている時に分泌されますから、健全な睡眠は脂肪を燃やすためには欠かせない要素なのです。

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副腎疲労

ストレスホルモンが長期的に出続けるとやがて副腎が疲れてきます。副腎が疲弊し始めると以下ののような症状が現れてきます。

塩っ辛いものが好き

副腎が疲れると、塩分バランスに関わるホルモン(アルドステロン)が出にくくなるため、塩分を尿から必要以上に失うようになります。結果塩分を欲するようになってしまうのです。ポテトチップスなどの塩っ辛いものが、食べ始めたらやめられないような傾向があれば、副腎疲労が疑われます。

朝が弱く、夜更かしする傾向がある

朝の寝起きはすこぶる悪くなり、コーヒーを飲まないと目が覚めません。またランチにパスタやお米などを多く食べたときには、午後強い睡魔に襲われます。基本的に日中は元気がない状態になりますが、夜が近づくにつれて頭が冴えてきて、夜の9時ころから絶好調になります。

午後は目を開けていられないくらい眠たくなる

午後はとりあえず体がだるい。コーヒーやスナック菓子を食べることも多い。

急に立ち上がると目の前が真っ白になる

いわゆる起立性低血圧です。貧血が原因でおきる場合もありますが、副腎疲労が原因である場合も珍しくありません。

心配性

副腎が弱くなると、些細なことが気になり、いつも何かを心配しているようになります。

アレルギー体質になる

喘息、アトピー性皮膚炎などを患う人の副腎はほぼ間違いなく疲労しています。

免疫力が低くなる

風邪などのウィルス感染、細菌感染などにかかりやすくなる

副腎タイプになってしまう最大の原因

コルチゾールが出すぎる原因はずばり「ストレス」。「ストレス太り」「ストレスのせいで胃が痛い、肌あれがひどい」「仕事が忙しくてストレス発散のひまもない」など、私たちは日常生活のあらゆる場面で「ストレス」という言葉を使っています。何かと忙しく気苦労も多い現代人に「ストレス」はつきものであり、まったく無縁という人に私は会ったことがありません。

このように「ストレス」という言葉自体は、一般的に使われていますが、その実態に関しての情報は極めて曖昧で、正しく理解されていません。ほとんどの場合「ストレス」とは、精神的になんとなく圧迫感を感じている状態のことを言い表すことが多いのではないでしょうか。しかし実際には「ストレス」とは様々な顔を持つ実質的なもので、大きく分けて3種類あり、精神的なものだけではなく、肉体的ストレス、栄養/ケミカル的ストレスというのが存在します。

精神的ストレス

人間関係・仕事・子育て・学校生活の悩み、大きなイベント(結婚、離婚、引越し、転職、起業、死別など)・いじめ・受験などに起因する精神的圧迫感など

肉体的ストレス

肉体労働・過剰な運動/運動不足・長時間のデスクワークやコンピュータ使用・夜更かし/睡眠不足・妊娠・子育て・時差・気候や気温、気圧の変化・細菌やウイルス、カビ、寄生虫の感染・上がり下がりの激しい血糖値・骨格のゆがみなど

栄養/ケミカル的ストレス

食品添加物・加工食品・遺伝子組み換え食品の摂取やバランスの悪い食事・食物アレルギー・残留農薬・大気汚染・建材や内装材などから放散される室内環境因子(シックハウス症候群)・栄養不足など

副腎タイプになってしまう具体的な原因

エナジードリンクやコーヒーの飲みすぎ

エナジードリンクやコーヒーは副腎を激しく刺激をするため、コルチゾールが過剰分泌されます。

夜更かしのし過ぎ

副腎が弱ってくると、朝弱くて、夜活発になる傾向があります。コルチゾールが下がるべき夜にコルチゾールが高くなります。

ステロイド剤を長期使用すること

ステロイド剤は人口のコルチゾールですから、長期使用すると、コルチゾール過剰状態になります。

人工ビタミンCの摂りすぎ

副腎は体の中で最もビタミンCの濃度が高く、ビタミンCを多く消費する臓器です。サプリメントに含まれるビタミンCの多くは(ほぼ99.9%)はアスコルビン酸と呼ばれる物質でトウモロコシから抽出されます。アスコルビン酸はビタミンCの一部にすぎず、完全な形ではないため、副腎を養うことが出来ないどころか、摂りすぎてしまえば副腎の働きを妨げてしまいます。ビタミンCはレモンやライムなどの自然な食べ物から摂取する必要があります。

砂糖の摂りすぎ

砂糖は万病のもとですが、副腎も例外でありません。砂糖はビタミンやミネラルを奪い、さらに血糖値を不安定にさせ、副腎に大きな負担がかかります。

副腎の健康を取り戻す鍵

体や心の不調から回復する最大の鍵は、疲弊期に至る前に、自分にとって何がストレスなのかを突き止め、それを取り除くことです。同時に栄養を補給し、臓器を強くして、ストレスに適切に対応できるようにすることが大事です

体が不調を訴えるときは、必ず源因があります。不調が先天的なものや遺伝的なものでない限り、原因は必ずといってよいほどストレスです。鎮痛剤で頭痛を感じなくしたり、エナジードリンクで疲労感をもみ消し、一時的にでも症状が消失すると、問題が解決したかのように思いがちですが、そうではありません。根本的にストレスを軽減し、栄養を補給して体を強くしない限り、真の健康を取り戻すのは困難です。原因を放置したまま薬で症状をごまかしていると、小さな問題が深刻な問題へと発展するのも時間の問題です。

私は、こんなたとえ話をよく患者さんにします。靴の中の小石が入っていて足が痛いとき、鎮痛剤を飲んで痛みを感じないようにするか、それとも小石を靴から取り除くのか、あなただったらどうするでしょうか。頭痛や生理痛があるときに鎮痛剤を飲むことは、小石、つまり痛みの原因を靴の中に残したままにしていることと何も変わりはありません。

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