【4つのボディータイプ】肝臓タイプ

      2018/03/17

肝臓

肝臓は体の中で最も重要な解毒臓器です。解毒の機能以外にも、肝臓にはブドウ糖をグリコーゲンという貯蔵できるかたちの糖に変えたり、食物より得た栄養素を原材料とし、体に必要な様々な物質(コレステロール、胆汁、凝固因子、たんぱく質など多数)を合成することなど、私たちが知る限りでも500以上の機能を持っています。脂肪を分解してエネルギーに変えるのも肝臓のはたらきですから、肝機能が低下していれば、ボディータイプに関わらず、ダイエットを頑張って行っても、一向に痩せることはできません。また、ダイエットで体重を落とした後、リバウンドさせない最大のコツは、肝臓の機能を健全に保つことです。

肝臓タイプの特徴

太鼓腹になる

お腹が水風船のように膨らんでいて、パンパンに張っています。手足は比較的普通なのに、おなかだけ出ている場合が多く、メタボリックシンドロームの典型的な症状の一つです。 心臓病、糖尿病、認知症などのリスクが高くなります。お腹の中に入っているのは内臓脂肪のみならず、肝臓から漏れた水分が入っています。肝臓から漏れた水分のせいで、パンパンに張った感じになります。水分が漏れる理由は、肝機能の低下でたんぱく質(たんぱく質は水を引き寄せる力があります)の合成が効果的に行えないためです。この影響で手足がむくみやすくなることも多々あります。

 右の脇腹に不快感がある、右肩、首の右側が常にこっている

ダメージを受けた肝臓が出すSOSサインです。首を寝違えるときも右側であることが多い。

朝方の眠りが浅い、寝起きが悪い、朝気分がすぐれない

肝機能が落ちていると朝までしっかりと寝ることが出来なくなります。朝の4時以降は極めて眠りが浅くなる傾向があります。朝は体がだるいので、コーヒーを午前中に何杯も飲まないと、体がシャキッとしません。昼下がりに激しい睡魔に襲われることもあります。

頭痛が頻繁にある

解毒機能が低いため、血中に毒素が残り、頭痛の原因となります。

揚げ物、油ものが大好き

肝臓タイプは胆汁の流れが悪くなり、その影響で脂質の消化吸収が効果的に行えなくなります。脂質の消化吸収が悪くなると、脂質に含まれる栄養素(ビタミンA,D, E, K)が不足するため、脂ものを欲するようになります。しかし、肝臓タイプは消化力が低下しているので、食後に膨満感や逆流性食道炎などを患うことも頻繁にあります。残念なことに、巷にあふれる油は、トランス脂肪酸やサラダ油(体に良くない!)で揚げた、てんぷらや唐揚げが多く、それらは肝臓を傷めつける最も避けたい食材です。

食後げっぷが出る、胆石がある、または胆のうを手術で取り除いた

胆のうから出る胆汁の流れが悪いため、胆汁がドロドロになり、やがて胆石になることも珍しくはありません。

夜、体のいろんなところが痒くなる

解毒機能が低下しているため、血中に残った毒素を肌を介して出そうとし、痒くなります。夕食が遅く、たくさん食べれば食べるほどか痒みが増します。

体臭、口臭がある

解毒機能低下のため、体中がゴミ箱のようになっています。枕カバーが臭くなったり、ワイシャツの襟がすぐに黒くなったり・・・俗に言う加齢臭です。肝臓機能低下が最大の原因です。

便の色が薄い

胆汁の流れが悪いため、便の色が薄くなることもあります。

その他

  • シミが出来やすい
  • ほくろが多い
  • 食後お腹がパンパンに張る
  • 逆流性食道炎
  • 慢性腰痛
  • 関節炎
  • 高血圧
  • 舌苔
  • 静脈瘤
  • 夜、足がかーっと熱くなる
  • 朝一番の尿の色が濃い

肝臓タイプになる原因

慢性便秘

腸の蠕動(ぜんどう)運動をうながす胆汁の流れが悪いため、便秘気味になる傾向があります。腸内に滞った食べ物のカスを餌に悪玉細菌が繁殖し、それらが排泄する有毒物質が肝臓に送られ、肝臓の機能を低下させます。

穀物(米、小麦製品)、砂糖の食べすぎ

穀物や砂糖は血糖値を不安定にさせ、脂肪肝を引き起こす原因となります(脂肪肝になると肝機能が低下します)。また、肝臓が正常に働くために欠かせないビタミンB群とカリウムを消耗しますから、ダブルパンチで肝臓を痛めつけることになります。

酒類

過剰なアルコール摂取は肝細胞を傷つけます。肝臓タイプの人はしばらく断酒することをお勧めします。

加工食品をよく食べる、外食が多い

不自然な物質であればあるほど、肝臓を含む、解毒臓器への負担が多くなります。加工食品やチェーンレストランの食事はもはや、食べ物と呼ぶに値しないほど質が低下し、化学物質の塊にすぎません。

ちなみにアメリカでは鎮痛剤(アセトアミノフェン)の摂りすぎが肝不全を起こす最大の理由です。日本でも鎮痛剤を飴玉をなめるように日常的に使用しているケースは少なくありません。全ての薬は肝臓にとって負担になります。どうしても必要な場合を除いては、薬は極力避けたいものです。

就寝前にたくさん食べる

遅くまで仕事をして、家に帰ってから食事をし、そのあとすぐに寝るのは肝臓に負担をかけます。少なくとも就寝2時間前には食事を終えるべきです。

化学物質にさらされている

農薬、体につける化粧品、スキンローションなどは体内に入れば全て解毒しなくてはいけませんから、化学物質の体内への侵入が多いほど肝臓への負担が増えます。

感染

ウィルス感染、真菌感染(カンジダ菌など)は肝細胞を傷つけます。

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